BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーゼロワン 第12話感想

 警察の家宅捜索を受け、窮地に陥る飛電インテリジェンス。その捜索の手が社長室のラボにまで及ぶ絶体絶命の危機に或人の前に現れたのは、イズの兄を名乗る探偵ヒューマギア・ワズだった…。

 

 まだ1クール目の終わりだというのに訪れた大きなピンチを前に、意外な助っ人が登場。脚本が仮面ライダーWを手がけた三条さんというだけあって、とぼけた言動に似合わぬワズの優秀さ、そして暗殺ちゃんに隠された意外な謎をそつなく描いて見せましたね。なぜ破壊されるたびに同じ顔の暗殺ちゃんが出てくるのか、というのは、気にしたことがなかったので盲点でした。なんとなく、滅亡迅雷.netはヒューマギアを生産できる自前の設備を持っているんじゃないかと思っていたので。ヒューマギアを盗んで改造し安く売りさばく窃盗団の存在がさらっと明らかにされましたが、こっちはこっちで滅亡迅雷.netとは別の脅威なんじゃないでしょうか。いくらエイムズの仕事は暴走ヒューマギアの制圧であって人間が起こす犯罪の取り締まりは管轄外とはいえ、不破がその存在を知らなかったというのは問題のような。

 

 もはやドードーとは言い難い物騒な姿へと変貌し、驚異のラーニング能力でゼロワンとバルカンが二人がかりでも物ともしないドードーマギア。新プログライズキー、シャイニングホッパーはこの難敵打倒のカギとなるのでしょうか。