BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第46話感想

 初詣に訪れた快盗たちとノエルだったが、そこに現れた改造ポーダマンによって、お題をクリアしなければ脱出できないゲーム空間に閉じ込められてしまう。一方、国際警察では圭一郎が、「快盗の正体はジュレの3人」という自分がたどり着いた結論を語り始めていた・・・。

 快盗側は女装を含めたバカバカしいギャグ、警察側はシリアスな捜査会議と、全く違う二つのドラマを描きながらフィナーレへの突入前の最後の総集編を行うという高度な回。快盗側は無駄に美しい女装姿もさることながら、度重なるエアロビいじりをとうとう殺意のオーラを放ちながら阻止するようになった透真に笑いました。魁利が躍り出そうとしたとき、後ろで初美花とノエルも踊り出していたのも笑えますね。それにしてもあの改造ポーダマン、作ったのはゴーシュなんでしょうけどあんな奴作って何をやりたかったのやら。圭一郎の記憶喪失の時といい、彼女の実験は時々目的がわからないときがありますね。一方、大量失踪事件の被害者がジュレの3人の関係者だったことから始まり、これまで快盗が出してきた小さなボロを回想から拾い集めながら確信を深めていく警察。以前頬ずりしたのが子供になっていた魁利とわかって沸騰して倒れるつかさはギャグでしたが、こっちは基本シリアスでしたね。それでもジュレの3人の無実を主張する咲也は、さすがに私情が入りすぎているように思えますが、果たして次回、彼はどう動くのか・・・。

 一方、ギャングラーの世界ではボスがザミーゴを呼び出して自分の後を継ぐ気はないかと改めて問いただしていましたが、それに対してザミーゴはその気はないと言うばかりか、「今時組織を背負うなんてのはバカのやること」と、単純に失礼なことを抜かす始末。デストラが生きてたらブチギレて殺しにかかったでしょう。というか、こんな奴なのになんで組織に所属してるんでしょうか。そんなザミーゴは、ゴーシュと組んで何やら始める様子。ヤバい奴同士がつるむとなっては、いよいよここから先は笑いなしの覚悟のいる展開が待ち受けていそうですね。