BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーゼロワン 第26話感想

 3回戦から一旦間を置いて再開されたお仕事対決、第4戦。まぁその間にプログライズホッパーブレードによるメタルクラスタホッパーの制御成功、迅の復活と大きなイベントが立て続けに起こったので、ただでさえ面白くないこのお仕事対決、正直どうでもよくなってきているのですが。

 

 第4戦のテーマは消防士対決。人間とヒューマギアの消防士、どちらが多くの人を救助できるか、という内容。また本来勝負などにするべきでないものを勝負にして…と思いましたが、さすがに本物の火災現場で勝負するわけではなく、模擬訓練による対決。危険かつ刻々と変わる状況への瞬間瞬間での判断が求められる消防士という仕事は、まさしくヒューマギアにうってつけ…と思われましたが、例によってレイダーが乱入し訓練が本物の火災現場へと化すことに。この状況で、心肺停止状態の要救助者の救助を怠り、対戦相手の人間の消防隊長に激怒されるヒューマギア代表の119之助。いや、さすがにこれはダメでしょう。これまでの対決のヒューマギア側代表はそれぞれの対決に必要な資質を備えていましたが、119之助はそれにさえ欠けています。これでは実際に火災現場に出場したことがあるかさえ疑わしくなってしまいます。ただでさえZAIA側のやりたい放題にうんざりしているのに飛電側までもこれでは、いよいよこのZAIA編、本格的にダメなんじゃないかと思ってしまいました。その後は例によって垓が無理やり119ノ助を暴走させたりゼロワンがそれを戻したりといつもの流れでしたが、私の関心はもう完全に迅の方に移っていますね。滅の誘いにノーを突きつけたものの、彼と敵対するわけでもなく、アークとの接続を断った状態で彼なりのやり方でヒューマギアの解放を成し遂げようという迅。彼の真意はいかなるものなのか…。