BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

魔進戦隊キラメイジャー ガルザとクランチュラのジャメンタル研究所 感想

 ジャメンタルを高めるために必要な3つの要素を探るべく、ガルザとクランチュラがエピソード7と8を振り返るヨドン軍視点の総集編。ガルザの相方がクランチュラでよかった。オラディン王だったら開始5分くらいで役を忘れてキラメイジャーとは全く関係のないことを延々しゃべりだすとこだった…閑話休題。さらなる力を手にするためには屈辱しかない過去の記録も振り返るあたり、変なところが真面目なガルザ。しかし、クランチュラの立てた作戦に勝手に割り込んだり、フリーザー邪面を利用した挙句勝手に処分したことについては、相変わらず反省の色はない模様。社会人の基本的なルールであるほうれんそうも知らないくせに、自分の方が王に相応しいとは片腹痛い。スモッグジョーキーを乗っ取られて逆転敗北するくだりを、ガルザが見たくないというのに機械の調子が悪いとか言って流したの、絶対わざとでしょクランチュラ。最終的にジャメンタルを高めるためには怒りと憎しみと嫉妬という、この手の闇のエネルギーを高めるのに定番の要素を理解してキラメイジャーへの雪辱を誓うガルザ…でしたが、ジャメンタルに目覚めた次の回でお前が最初にやったのが百人一首の読み手だということを、こっちは忘れてないんだぞ。