BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーセイバー 第2章 感想

 前回、青いライオンに乗って現れるという素っ頓狂なかたちで飛羽真の前に現れた倫太郎。彼と飛羽真の出会いを通して、作品の基本的な設定が語られるチュートリアルみたいな回。前回の時点で期待はしていましたが、想像以上に面白い奴ですね、倫太郎は。飛羽真にワンダーライドブックを渡すように迫るも、彼の覚悟を知ると自らの所属であるソードオブロゴスの本部へと案内してことの事情を説明する親切ぶり。戦闘では先輩らしくワンダーライドブックの使い方を飛羽真に指南し、予想以上に柔軟にそれを使いこなす飛羽馬を見て素直に驚くし褒める。そして本でしか見たことのないお菓子に子どものように目を輝かせる。先輩としてとてもよくできているし、その上言動がいちいち面白い。いやはや、完璧じゃありませんか。最初はやたらケンカ腰な奴の多かった平成の2号ライダーの連中には見習ってほしいところです。そんな倫太郎の一挙手一投足だけでおなか一杯なのに、ラストでは今度は魔法のじゅうたんに乗った青年が来訪。この番組、毎回変な奴が変なものに乗って現れるという終わり方をしなければならない決まりでもあるんでしょうか?