BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーセイバー 第5章 感想

 ようやく描かれる賢人のエスパーダとしての戦いぶり。ただライダーは相変わらずどんどん出てくるのですが、いつもと違って特に小競り合いをすることもなく協力しながら怪人と戦っているので、全体としては平板で盛り上がりに欠ける話が続いていますね。先週の妖精みたいなのは飛び道具もいいところなので、全体としての面白さにはカウントされないでしょうし。

 

 今回の最大の驚きは、賢人の父=カリバーを演じるのが唐橋充さんだと判明したこと。まぁこれにしても、これまでにライダーや戦隊で強烈な印象を残してきた役者さんのインパクトあり気なのですが。確かに十臓や武蔵を演じてきた唐橋さんなら、カリバーを演じる上で何の不足もないのですが…ただ、あまりにもしっくりと来すぎる配役なので、本当に鵜呑みにしてよいのかという疑いの目を向けています。まぁ、あまりに平板な展開が続くので、ここらでこちらの想像を大きく裏切る展開の一つも欲しいという願望がそう思わせているのかもしれませんが。なんといっても本をテーマにしているのですから、ミステリー小説ではおなじみのミスリードによって見事にこちらを騙してほしいのですよ。