BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーセイバー 第19章 感想

 ストリウスが再び人間を使ってメギドを生み出す一方、飛羽真の真意を確かめるべく剣を交えようとする大秦寺。前回のユーリの言葉に引っかかりを覚えて尾上とともに慎重に行動しようとするあたりは、倫太郎や蓮と違ってさすがは年長者というところを見せた大秦寺。まぁそれはいいんですが、なんで飛羽真の気持ちを確かめるためにやることが剣を交えることなんですかね。拳を交えなければ心を通じ合えないって、ガンダムファイターですか君たちは。仮にも本がテーマの作品なのに、どうしてこうも言葉による問題解決が疎かにされるのでしょう。結局「お前の剣からは何も響いてこない」とか言う大秦寺ですが、そもそも彼が相手と剣を交えることでどれだけ相手の心情をくみ取れるのかがよくわからないので、結局今回もほとんど何も心配してませんね。むしろストリウスとの会話から、ソフィアの失踪がメギドの仕業ではないことが明らかになった方が大きいでしょう。