BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

SSSS.DYNAZENON 第3話 感想

 目の前に現れた怪獣優生思想から、ガウマもまたかつては怪獣優生思想の一員であり、その裏切者であることを明かされる蓬たち。そこからガウマに対する疑念を抱くわけですが、裏切り者だから信用できないとかじゃなく、裏切ることになった理由をガウマが話してくれないことに対する不満だったというのは、ちょっと予想外でしたね。ガウマも別に隠していたわけではなく、単に話す必要がないと思ってたから話さなかっただけだし。ガウマが戦う理由を明らかにしたことで改めて心を一つにし、初めてダイナゼノンに合体して怪獣を倒す蓬たち。弾幕のような密度の濃い爆発を起こして近寄らせない怪獣に対して、酸素のないところまで連れていけば無力化できるって、怪獣モノの割に科学的な戦い方をしますね。しかし、SSSS.GRIDMANでは同じように空中での戦いをした結果、空の上にある「天井」の存在、ひいてはこの世界がコンピューターワールドであることが明らかになりましたが、今回は宇宙まで飛び出しても「天井」らしきものはありませんでしたね。やはりこれは現実の世界なのか…。それにしても怪獣優生思想の連中、田んぼしかないところで怪獣を暴れさせてどうするつもりだったんですかね。敵とは思えないぐらいフランクに話しかけてくるし、こいつらはこいつらで考えが読めません。

 

 しかし、5千年前と聞いて、「ゼットさんが生まれた頃だなあ」ぐらいしか思いませんでしたけど、あとになってTwitterを見てみたら、特撮版グリッドマンとのとんでもないつながりが明らかに。いや…アノシラスは覚えてたけど、さすがにそんな話までは覚えてないですよ。グリッドマンは意欲作ではありましたけど、個々のエピソードレベルで言うとそんなに印象に残る話はないし…。