BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

機界戦隊ゼンカイジャー 第7カイ! 感想

 相変わらず介人に比べてジュランたちキカイノイドの仲間への態度がぞんざいなガオーン。しかしその態度の裏には、ガオーンなりのキカイノイドへの信頼があり、ジュランたちもそれを理解したことは、今のところ唯一と言えるゼンカイジャーチーム内の不安要素が取り除かれたようで何より。

 

 しかし、なんといっても話を持っていったのは新キャラ・ステイシーですね。初戦ではいきなりゴレンジャーとマジレンジャーを召喚してゼンカイジャーを圧倒。続く追撃戦ではマジレンジャーに代わりガオレンジャーを投入し、それらが倒されると今度は大獣神をはじめとする戦隊ロボたちを召喚。いくらなんでも初登場早々大盤振る舞いすぎます。加減というものを知らないんでしょうかこいつは。負けじとゼンカイジャーもゴレンジャーハリケーンの再現度完璧なゼンカイジャーハリケーンでゴレンジャーを破ったり、巨大戦で巨大化させたギアトリンガーを必殺バズーカとしてロボ軍団を撃破したりと、こちらはこちらで大暴れ。それにしてもステイシー、前回のバラシタラの息子発言に続き、「半分は人間」とか謎めいた発言はするし、トジテンドの配下ではないと否定したりと、早くもいろいろと複雑な背景がありそうなのを匂わせてきますね。ただ、戦闘場所へ向かう介人に負けじと追いかけてきたりするところは、一見クールな見た目に反して負けず嫌いなところもあるらしいことを窺わせます。

 

 ロボ軍団を倒したのもつかのま、ダイデンジンをはじめとするさらに多くの戦隊ロボを召喚してくるステイシー。劇場版ぐらいでしか見られない状況で次回へ続くとなっただけでもこっちは大変なのに、さらに次回予告ではどう見てもゴーカイな海賊としか思えない金ピカが登場してパニックです。あまりに突然のことが次々と起こり、どうお答えしてよいかわかりません。