BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

SSSS.DYNAZENON 第4話 感想

 ダイナソルジャーの操縦訓練中に川に落ちたせいで風邪を引いてしまった蓬を見舞いに行くように夢芽に言うガウマ。あんな見た目をしてるのに、チーム内のチームワークを高めるのに熱心ですね。怪獣優生思想の方も、シズムが蓬と夢芽のクラスにしれっと交換留学生として転入してくるし、ほかのメンバーも普通にファミレスで飯を食ってるし、ほんとに5千年前の人なんでしょうかこの人たち。シズムもジュウガ同様、敵とは思えないぐらい普通に蓬たちに話しかけてきますけど、彼が語った「怪獣が必要とする世界を作る」という目的は、いったい何を意味するのでしょうか。

 

 風邪ひきの蓬を家に残し、残るメンバーで出現した怪獣の対応に当たることに。訓練していないため全く思うように動かせなかったとはいえ、ちせがダイナソルジャーを動かすことができたのには驚きましたが、ガウマが言うように本当にダイナゼノンは誰でも動かせるものなんでしょうか。まぁ今回は怪獣との闘いよりも、その後のビルが元に戻ったような一瞬の不可解な描写の方が気になりましたね。そもそも、巨大ロボと怪獣が頻繁に街で戦っていて、被害も出ているし誰もがそれを知っているというのに誰も騒ぎにしていないというか、大事として受け止めていないように見えるのが気になります。現在のコロナ禍に対する人々の反応がそうであるように、もちろん「慣れ」というのはどんな状況に対してもあるものですが、その「慣れ」に達するまでに必ずある過渡期のパニックすら見受けられないというのが…。ますますこの世界は現実なのか虚構なのか、わからなくなってきました。