BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ゴジラ S.P 第8話 感想

 築地に上陸して陸上歩行形態に姿を変えたまま動きを止めたゴジラに対し、陸自の戦車隊による砲撃が開始。砲撃によるダメージが全くないのはゴジラなのだから当然予想はしていましたが、反撃とばかりに繰り出した行動については驚きましたね。-20°のガスを口から放出したと思ったら、次の瞬間には自分を中心に大爆発。おなじみの放射熱線とも体内放射とも異なり、何度見ても何をやったのかよくわかりません。その後ゴジラは全身が炭化したような姿となって動きを止めたものの、その内部はドロドロとした不定形の状態とのこと。蛹のようだと評されてましたが、蛹になるのは別の奴でしょうに。また、爆発後のゴジラの周囲では型を取ったように同じ形に折れ曲がった街灯が確認されましたが、明らかに熱で変形したとかではなく、空間自体を歪曲させたとかそういう痕跡ですよね、これ。ただでさえゴジラはヤバいのに、そんな時空をも捻じ曲げるような力を持っているとしたら、どれだけ恐ろしいことになるんでしょう。

 

 一方、ゴジラ退治に向かう途中でゴジラの活動停止のニュースを聞いたオオタクファクトリー一行は、途中の海岸にマンダの死体が打ち上げられている現場に遭遇。死体には何かに食い荒らされたような跡があり、さらに近くにある建物には巨大な蜘蛛の巣のようなものが。ジェットジャガーを伴い調べに向かう一行でしたが、その前に現れたのは自動車ほどもある昆虫怪獣、しかも群れ。クモンガとメガロが合わさったような特徴ですが、公式サイトによるとどうやらこいつは本当にクモンガのようです。サルンガの例があるので、こいつも新怪獣扱いかと思っていたので意外ですね。ジェットジャガーアンギラスの槍で次々にクモンガを倒していくものの、クモンガは体を真っ二つにされても断面から水色の粘液を溢れさせながら動く異様な生命力を発揮。どうにか一行が建物まで逃げると中はすでにクモンガで溢れており、さらにそこまでに倒したクモンガがぐちゃぐちゃに固まった状態で追ってくる。しかも粘液同士が合体して、なんだか見覚えのあるかたちに。どう見てもヘドラです。クモンガとメガロが合体した怪獣を倒したら出てきた粘液がヘドラになるって、どうすれば出てくるんだかこんな発想。しかしこの怪獣、もしかして粘液が本体なのでは。粘液がクモンガの甲殻をヤドカリのようにまとって動いているのか、それとも粘液自体が別の怪獣でクモンガに寄生して動かしているのか。後者だとすると見た目はヘドラでも「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦! 南海の大怪獣」に出てきた宇宙アメーバに似てますが、実際のところはどうなんでしょうか。