BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ゴジラ S.P 第9話 感想

 蛹のような状態と化して活動を停止したゴジラに対し、爆撃を敢行する自衛隊。しかし、爆撃を受けたゴジラは死ぬどころかその身を覆っていた殻を破り、完全に二足歩行をする形態へと変化して活動を開始。いよいよ我々のよく知るゴジラの姿に近づいてきましたけど、この形態はまだゴロザウルスとかの方が近いし、顔つきはサルンガにも似ていますね。活動再開と同時に周囲を大量の紅塵で覆い尽くしたゴジラは、自衛隊の爆撃に対しても生きたリアクティブアーマーとも呼べるものを背中から発生させて無効化。そして背びれを光らせ、ついに「アレ」を放つか…。

 

 一方ユンたちはクモンガの群れに囲まれ絶賛大ピンチ中。ジェットジャガーが奮戦している間に工場の中に入り、捕まっていた工員を救出。さらにカマキラスのような大鎌を生やしたカマンガ、翅を生やして空を飛ぶハネンガの襲撃を受けつつも、辛くも脱出に成功。そのあいだにも銘から送られてくる怒涛の勢いのLINEに冷静に返してるユンが、すごいを通り越してなんだか怖い。

 

 そして銘は、葦原の研究論文を読み進め、限りなく近い未来に待っている「破局」の存在を確信することに。まぁ動き出したゴジラや世界中に紅塵を拡散しているラドンを見れば、確かに怪獣によって世界は破局に向かっているように見えますけど、ここでいう破局というのはどうやら人類が滅亡するとかそういうレベルではなく、切れたビデオテープのごとくプッツリと突然宇宙まるごとが消滅するような事態のようなので、そんな大それたことが怪獣によって引き起こされるというのは、さすがにちょっと想像がつかないですね。そして、前々から話に出ていた超時間計算機もいよいよ登場するようですが、こちらもどういうものなのか、全く想像がつきません。