BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

機界戦隊ゼンカイジャー 第21カイ! 感想

 人間のコピーを作って暴れさせるコピーワルドが出現。介人とゾックスもコピーを作られ、偽物の介人とゾックスが悪事を働いたため、本物の介人が警察に逮捕されてしまう…。

 

 偽物介人とゾックスのとんでもない勢いで悪の限りを尽くす様に笑いました。まぁゾックスは今は介人と出会って一応おとなしくしてるだけで、もともとこんなでしょうけど。何気にどっかで見たようなレオタード姿まで披露してましたけど、こんなふうにちょくちょく蒸し返してくるせいで、どっかのブルーがなんとしてでも忘れてほしい忌まわしい記憶がいつまでたっても消えてくれないんですよ。

 

 脱獄同然…というか脱獄そのもののやり方で警察から介人を救出したゾックスは、自らの偽物と対峙。なぜか偽物は持っていないゼンカイジュウギアの力で偽物を打倒し、コピーワルドもトナー切れに追い込んだうえでバイオマンの力で撃破するのでした。

 

 続いて現れたダイコピーワルドは、街の建築物を次々とコピー。なんとコピー人間同様コピー建築物も悪の存在であり、「悪いビル」は銃弾を次々に吐き出し、「悪い信号機」はビームを発射し、「悪い歩道橋」は絡みついてくるという、なんだか浦沢脚本でありそうなトンデモ展開に。さらにゼンカイオーの偽物まで作られ本物が合体解除に追い込まれるピンチに、巨大化したスーパーゼンカイザーとSD化したスーパーツーカイザーが合体、ゼンカイジュウオーに。ブイレックスとドラゴンシーザーが合体したとしか思えない見た目のゼンカイジュウオーは、その見た目通りブイレックスの火力と機動力、ドラゴンシーザーのパワーを兼ね備え、悪い建築物を次々と撃破し、ダイコピーワルドも撃破。まさに怪獣映画さながらの破壊劇ですが、正義の味方が都市破壊をするのがまずいからって、「悪いビル」を作って破壊させるって、相変わらず何食ってたら思いつくのかわからない発想ですね…。