BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ウルトラマントリガー 第8話感想

 突如として街で電子機器が次々に暴走する事件が発生。異変はついにナースデッセイ号にまで及び、コントロールが奪われてしまう。ケンゴたちは必死に解決に当たるが…。

 

 毎度おなじみ、ダダ登場…かと思いきや、いつものダダではない。なんと27年ぶりにパワードダダの登場です。この何の脈絡もない突然の復活劇には、ウルトラファンならみな驚いたはず。パワードの時はコンピュータから現れ実体化のために人間から炭素を奪う、ほとんどホラー映画のモンスターみたいな恐怖描写が前面に出されていましたが、あの頃とは比較にならないぐらい情報技術が社会に浸透した現在では、生きたコンピュータウィルスとしての脅威の方が前面に押し出されたように思えました。とはいえ、元々の顔の不気味さと、人間らしい言葉を一言も発さない怖さは健在でしたね。現れた理由もわからないし、最終的に本当に退治できたのかさえわからないというのも、まさにパワードダダらしかったです。

 

 そして、ゼット客演回もこれで終わり。ただ、キングジョーを破壊しなければならなかったのは、ちょっと見ていて複雑でしたね。それにしてもベリアロク、やっぱり次元を移動する力あったんですね。あんななりなのにゼロと同じ力を持ってるって…。

 

 意外だったのは、今回の件でルナが自分の中のユザレの存在に気づいてしまうというところでしたね。まぁあれだけ狙われまくってれば、おかしいと思わない方がおかしいのですが。来週はストーリー上でもかなり重要な回になりそうですね。