BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ウルトラマントリガー 第11話感想

 冒頭から執拗にトリガーに攻撃を仕掛けるカルミラ。カルミラが繰り出す呪術によって、闇に蝕まれるトリガー。その時、ケンゴの必死の抵抗により時空の狭間が生まれ、ケンゴは3000万年前の世界へ飛ばされることに…。

 

 その時不思議なことが起こった!としか言いようのない謎の現象によって3000万年前の世界へと飛ばされたケンゴ。彼を待っていたのはユザレ、そして、当時はまだ闇の巨人の一員だったトリガーダークとの出会いだった。それにしてもこのトリガーダーク、無口…と言うより、本当に一っ言もしゃべらない。現代と同じく一方的に話してくるカルミラに対し、一言もしゃべらずにその指示に従っているので、闇の巨人というよりなんだかロボットのように見えました。どうせまともな恋愛関係なんかじゃないだろうとは思ってましたけど、やっぱり実態はカルミラが一方的に感情を押し付けるだけの関係だったんですね、この二人。しかし、一番驚いたのはユザレたちの言葉では「ルルイエ」は「希望」という意味だったということ。そりゃあ我々の世界とは違う世界なんですから、言葉の持つ意味が違っていても何もおかしいことはないんですが、それにしたって真逆にも程があります。そうなると、今までさんざん縁起でもない名前だと言ってきたあの花も、文字通り希望の花だということなんでしょうか。現代で闇に蝕まれたトリガーがトリガーダークとして暴れ出す一方で、過去の世界ではエタニティコアの元へ向かった闇の巨人たちを止めるべく、ハイパースペースでトリガーダークと組み合うケンゴ。次回、奇跡は起きるのか?