BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

機界戦隊ゼンカイジャー 第34カイ! 感想

 今日はハロウィン。カラフルでも子供たちを迎える準備を万端整えていたが、子供ではなく大人たちが暴徒のように押しかけ、店はすっからかんになってしまう。例によって、ハロウィンワルドの仕業である。ゼンカイジャーはまたも現れたハカイザーも含めハロウィンワルドと戦うが、戦いのさなか、ハロウィンワルドが頭にかぶっていた力の源であるカボチャがどこかに飛んで行ってしまう。ゼンカイジャー、ハカイザー、そしてそれを見ていたステイシーは、それぞれカボチャを探し回るが…。

 

 季節のイベントには敏感なスーパー戦隊。当然ハロウィンも外すはずはなく、カボチャを探して敵も味方も走り回るといういつも以上にドタバタな展開に。途中ゾックスたちは隠れていたハロウィンワルドを見つけて攻撃を仕掛けましたが、ゾックスが踊ってる最中にハロウィンワルドが逃げたのにいつの間にか先回りされていたのには笑うと同時にちょっと怖かったです。ほんと、どうなってるんだあのヨホホイ。一方、途中でステイシーと鉢合わせした介人は、ハカイザーより先にカボチャを見つけて手柄を立てたいステイシーに、バラシタラを超えたいなら仲間と協力することも大切だとアドバイス。敵に塩を送っちゃってますけど、これが介人なんでしょうねえ。結局、カボチャはハカイザーとステイシーが同時に見つけてきたものの、ハロウィンワルドが手に取ったのはハカイザーが持ってきた方。この時のステイシーの顔、もういよいよ彼もゼンカイ脳の沼にハマってしまいましたね。しかし、カボチャはハロウィンワルドが手に取る前にツーカイザーによって無情にも破壊。ハロウィンワルド、万事休すかと思いきや、ステイシーが持ってきたカボチャをかぶってパワーアップ。なんと、結局カボチャならなんでもよかったのだ! …ゾックスが「なんだったんだ今までの時間!」とキレるのも無理はないですね。

 

 結局パワーアップもむなしくハロウィンワルドは等身大戦、巨大戦ともにゼンカイザーとツーカイザーに敗れてしまいましたが、巨大戦の間、残ったジュランたちはエネルギー切れで帰還しようとするハカイザーに粘り強く食らいつきましたが、充電が切れマスクが取れたその下の顔に驚愕。やはりハカイザーの正体は功博士だったのだ…よりにもよってハロウィン回なんかでこんな重要な事実を明かしますかね。