BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

機界戦隊ゼンカイジャー 第40カイ! 感想

 ダイショウガツワルドの戦闘後に突如乱入してきた謎の怪獣ロボ。それは、ボッコワウスの力を借りたイジルデによって改造されたハカイザーの変貌した姿だった。より強化された洗脳によって人格も一変し、完全に破壊マシーンと化したハカイザー。ゾックスの助けでどうにか窮地を脱した介人は、「父ちゃんを助けるための戦いは次で最後にしよう」と決意を固める…。

 

 決意を固めた介人とそれを全力で助ける仲間たちによる、いつものトンチキなノリをかなぐり捨てた正真正銘本気の大決戦。ジュランたちやゾックスたちはもちろん、もはやこれ以上ハカイザーを仲間としてそばに留め置くことはできないと悟り、ゾックスにハカイジュウオーのデータを渡して陰ながら救出を助けるステイシーにも泣かされますね。ハカイザーと戦いながら五色田家の思い出の写真を見せてその記憶を呼び起こそうとするジュランたちの頑張りも、見た目はいつもながらおかしいのに感動してしまいました。そして、両親の夢の結晶たるゼンカイザーに変身し、ハカイザーとの壮絶な撃ち合いを制して、ついに決着をつけ父を取り戻した介人。これでようやく、長きにわたる戦いの目的の一つを果たすことができましたね。親子涙の再会に、思わずこちらももらい泣き…していたのに、「そば対うどん」といういつも通りのトンチキな画が目に飛び込んでくる次回予告。ぶれないな~。