BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ウルトラマントリガー 第22話感想

 突如ユナをさらい姿をくらましたイグニスと、そんな彼に対する信頼を捨てきれないケンゴとアキト。一方、ヒュドラムもまたカルミラとダーゴンを裏切り、エタニティコア奪取のため動き出す…。

 

 イグニスとケンゴたちの絆、その強さが試されるヒュドラムとの最終決戦…でしたが、その前座としてイグニスによって用意されていたカラクリ武者・メカムサシンが、前座にしてはインパクトがありすぎでしたね。こんなシリアスな状況なのに、一昔前のハリウッド映画に出てきそうな間違った日本観全開のカブキロボ、ミスマッチすぎる。しかもこいつがグリッタートリガーを圧倒するぐらい強いんですから、この番組はふざけた見た目の奴ほど強いという法則でもあるんでしょうか。こいつが何者でどういう経緯でイグニスが手に入れたのかも全く説明されないので、終始謎の存在のまま。しかもこいつが倒されても持っていた日本刀がトリガーからトリガーダークに渡り、ヒュドラムに苦戦していたトリガーダークを救うことになろうとは。あの日本刀、ザムシャーの星切丸とかジャグラーの邪神剣とかと同じように、さぞかし名のある名刀なんでしょうね。

 

 そして、トリガーダークVSヒュドラムの最終決戦。ヒュドラムはやはりイグニスの手で引導を渡されるとは思っていましたが、まさかグリッター化してヒュドラムにとどめを刺すとは。ここまで来たらもうダークでもなんでもないような。ケンゴたちからの信頼を受け続けたイグニスと、自ら仲間を裏切ったヒュドラム、その違いがそのまま結果となって現れた勝負でしたね。