BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーリバイス 第24話 感想

 いまだ元の状態に戻ることができない一輝。狩崎はレックスバイスタンプを使ってもとに戻る方法を考案するが、ヒロミを実験台にしたことから狩崎を信用できないバイスはそれに難色を示す。一方、オルテカはデモンズドライバーのさらなる力を引き出すため、狩崎を拉致するが…。

 

 一輝が元の体に戻ることができないことによる弊害、「シンプルに餓死する」というもので、深刻なのに笑っちゃいました。この原因になったローリングバイスタンプは、やっぱり狩崎の父だった仮面の男の手によるものでしたが、本当に何を考えているんでしょうね。デモンズドライバーを作ったのも彼であることが判明しましたが、こうなるとリベラドライバーもフェニックスが廃棄したものを拾ってきたとかではなく、狩崎父が新造したという可能性もありそうです。悪魔がそのまま出てくるリベラドライバー、体の主導権が悪魔の方に優先となるローリングバイスタンプ。どちらも積極的に悪魔を出すことが共通点に見えますが、その辺も彼の目的に関係あるのでしょうか。

 

 狩崎を信じることに難色を示すバイスを「狩崎を信じる俺を信じろ」という理屈で説得した一輝。グレンラガンみたいですね。狩崎の考案した方法で見事元に戻った一輝は、ジャックリバイスに変身してさくらとともにオルテカに反撃。バイスが変身した時と違って、スタンプで炎や雷や竜巻の絵を描くことで、自分やジャンヌの攻撃にそれに対応する属性をまとわせる、という新たな戦法を見せていましたね。自分だけでなく仲間の攻撃にも属性付与するというのは、RPGではもはや珍しくありませんが、ライダーでは初めての能力ではないでしょうか。見事オルテカを敗走に追い込んだ一輝でしたが、元に戻ったかと思いきや、変身を解除したら一輝の体の中で一輝とバイスの意識が合体して交互に人格が入れ替わるという、まさかのイマジン状態に。そんなだからバイスに疑われるんだよジョージ…。

 

 一方、逃げ帰ったオルテカはやはり狩崎がベルトに細工をしていたのかと狩崎とベルトのせいにして悔しがっていたところ、突如デモンズドライバーが「俺は俺の意思で戦うだけ」「我が家へ帰るとしよう」と、今までの片言ではなく流暢に言い残すと、その中身の悪魔らしき光が消失。以前狩崎はヒロミさんに「このベルトの持ち主は君じゃない」と言っていましたが、かといってその本来の「持ち主」がオルテカみたいな小悪党だとは思えませんね。いよいよ、その「持ち主」が誰なのか明らかになるのか…。