BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン3話 感想

 サルブラザーこと真一が本格登場。宅配便を装い家から照明器具を盗んでいく連続窃盗犯「クロクマ」を追うタロウとはるかに助言することに。タロウがすぐ近くにいるのに気づかないはるかのすれ違い展開、ファイズやキバとかではかなり長いこと引っ張りましたが、今度も引っ張るかと思いきや今回であっさりとそこを終わらせてしまうとは、ちょっと予想外でした。まぁ井上氏はこういうのをどこまで引っ張るかの塩梅は十分心得ているはずなので、彼がもう十分だと判断したということはそれで正解なんでしょうけど。幸せな家庭をねたみ、その幸せの象徴である照明を全て盗もうという迂遠なことをする犯人というのも、いかにも井上脚本に出てきそう。新たに登場した3人目の脳人・ソノニも、これまたいかにも井上脚本に出てきそうな面倒くさい性格の敵女幹部という感じがプンプンします。今のところ、初めて見るはずなのになんか井上脚本で見たことある、という感じの要素ばかりのような気がしますが、3話目にしてもなお、スーパー戦隊の定型的な流れに落ち着く気配は微塵もありませんね。