BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーリバイス 第33話 感想

 さくらとアギレラ、決着編。バイスの久々の脳内ダイブで、ラブコフがさくらの脳内ではしゃべれたり一人称が「あたい」なのが判明したりと面白かったですけど、さくらとアギレラの決着自体は、二人で一緒に遊園地で遊んだ後、互いの思いのたけをぶつけあって戦うことに。アギレラが死ぬことも覚悟はしていましたけど、たとえアギレラ本人が生きることを望んでいなくても生かしたい、居場所がないなら自分がその居場所になってやる、というところまで含めてのさくらの覚悟には納得がいきましたね。一輝もそうでしたけど、この作品における仮面ライダーというのは、エゴイストであること、エゴを貫き通すことなのでしょうか。そしてアギレラから「花」へと戻った彼女は、さくらとともにウィークエンドへ。まぁ彼女なりにさくらに報いたいと考えた結論なんでしょうけど、悪の組織の幹部がまた別の組織のメンバーになるというのは、まだまだ平穏な日々とは遠いですね。それにしても、あくまで敵はフェニックスだとはいえ、悪の組織の元幹部まで迎え入れるって、ウィークエンドって懐の広い組織ですね…。

 

 そのフェニックスでは、いよいよ赤石長官が自らの正体を隠すつもりもなくなってやりたい放題はじめてますね。唐突に風林火山になぞらえた攻撃で大二をボコボコにしたのはシュールでしたけど。ここまで隠す気ゼロだと、この人もうフェニックスの長官なんて肩書きなくてもいいんじゃないかと思うんですけど。