BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーリバイス 第48話 感想

 降って湧いたように始まった狩崎暴走編ですが、ギフ以上にあっけなく決着がついてしまいましたね。途中、ウィークエンド秘密基地の上に建ってる家が狩崎親子の暮らしていた家だったということが判明しましたが、自宅の地下に秘密基地を作ってたのかダディ…。秘密基地には狩崎も何度も来ていましたけど、かつての自宅の地下に父がこんなものを作っていたことを知った時の心境はどんなものだったのか。その家にあった隠し部屋、果たしてどんな秘密が…と思ったら、単にダディの親バカぶりが詰め込まれただけの部屋だったのは拍子抜けでした。結局、そこで見つかった絵が狩崎を救う決め手にはなりましたけど、でも父が自分に悪魔を埋め込んだことを自分を支配するためだったと言った狩崎に対して、一輝が「それは父親の愛だ」という主張はいくらなんでも無理がありすぎましたね。感情を爆発させて身も世もなく号泣する濱尾さんの熱演が文句なかっただけに、物語に説得力がないのが余計に残念でした。

 

 そして、両親に続きとうとう大二とさくらについての記憶まで失ってしまう一輝。しかしこれも、例の大二関連のぐだぐだと、今回の狩崎の暴走という、ギフとの戦いとは関係ない戦いで余計な変身を強いられなければ避けられた事態だったのでは…。