BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ウルトラマンデッカー 第12話感想

 スフィア合成獣として蘇ったネオメガスが街へ向けて進撃を開始。デッカーさえ苦戦するこの強敵に、GUTS-SELECTはテラフェイザーを切り札に総力戦を挑む…。

 

 ネオメガスの角から全体を復元したり、デッカーによって破損された部位をすぐに修復したり、スフィアネオメガスというよりスフィア自体の脅威をまざまざと感じさせられましたね。極め付きにはスフィアネオメガスの両腕をスフィアザウルスのものと同じ巨大な腕に変形させたのには驚きましたが、その両腕から地球に何かエネルギーを送り込んでいたらしいというのが、地球をバリアで覆って以降スフィア合成獣を生み出す以外は特異な行動を見せていなかったスフィアとしてはなんだか不気味な動きですね。

 

 それに対するGUTS-SELECTですが、確かにテラフェイザーの強さも印象に残りましたが、カナタをデッカーに変身させるためにGUTSグリフォンからいきなり投下したり、テラフェイザーをわざと倒したりと、ハネジローのむちゃくちゃぶりの方が印象に残りました。確かにカナタの影響もあるんでしょうけど、カナタだってあそこまで無茶苦茶はしてないぞ…。

 

 そして、無事ネオメガスの撃破に成功したと思ったら…そう来ましたか。中盤で一部の人間にウルトラマンの正体がばれるのはもはや珍しいことではなくなっていますが、ハネジロー以外でデッカーの正体を知るのがアサカゲ博士とは、意外過ぎる展開でした。果たして、これはどういう方向に物語が転ぶのか…。