BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーギーツ 第5話感想

 デザイアグランプリ第3回戦。「神経衰弱ゲーム」と題されたこのゲームで、参加者たちは二人一組のデュオを組まされる。景和は道長とデュオを組むことになるが…。

 

 今回はまずストーリー以前に不満があったというか、そもそも最初にツムリが「神経衰弱ゲーム」だと説明して、さらに出てくるジャマトもトランプの兵隊の格好をしているんですから、同じスートか数字のジャマトを2体同時に倒さなければならない、というルールにはすぐに気づいて当然のはずなのに、英寿でさえ気づくのがかなり後になってからだったというのが違和感を覚えましたね。視聴者と登場人物が同じ情報を与えられたうえで、視聴者がすぐに気づくことを登場人物が気づかないというのは、ただ登場人物の頭が悪く見えてしまうだけだと思うのですが…。

 

 物語の本筋としては、英寿をはじめ他のライダーたちにやたらと敵愾心を見せていた道長の過去の一端が明らかになりましたが、友人がかつてデザイアグランプリに参加した結果脱落して消滅し、それを英寿のせいだと思っているというのは、この手のキャラとしてはちょっとありがちだなあというのが正直なところですね。ネットでも言われている通り、この手の最初誰にでも噛みつくような態度を見せているキャラは、後々丸くなるのが相場なんですけど。