BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン39話 感想

 マスターの留守中に喫茶どんぶらの店内の大掃除をしていたところ、金庫を発見したはるかたち。はるか、真一、雉野の誕生日を合わせて暗証番号に入力したところ、なんと金庫は開いてしまい、中には「押すな」と書かれた謎のスイッチが。よせばいいのにジロウがそれを押すと、空の彼方からタロウそっくりのアンドロイドが飛来してタロウを襲撃、圧倒的な強さを見せる。アンドロイドの正体は、ドンブラザーズが使命を忘れて暴走した時のためのカウンターとして、ドン家が科学の粋を凝らして作り上げた抹殺兵器「ドン・キラー」だった…。

 

 突如として訪れるドンブラザーズ壊滅の危機。まぁいつも通り胡乱な経緯なのは間違いないのですが、それにしたってこんな経緯でタロウすら手も足も出ない敵が現れてマジでドンブラザースが壊滅の危機に立たされるとは、いくらなんでも胡乱すぎるでしょう。どうすんだこんな奴…と思っていたら、解決の仕方もまた胡乱なものでした。実家に帰省したジロウが仏壇に置いてあった謎のスイッチを押したら、ドン・キラーが暴走した時のために作られていたドン・キラー・キラーが飛来。ドン・キラーと戦いながら宇宙空間へと去っていき、2体の戦いは未来永劫続くだろう…というオチ。いや、オチてないですね、これ。何が酷いって、ここまで大騒ぎしたのに物語の本筋とは1ミリも関係ないのが…。

 

 まぁそれよりも驚愕すべきは、今回もやはりラストですよ。今まで存在は語られながらも、どんな奴なのかはまったく明らかにされてこなかったペンギンの獣人…まさか、お前だったのか…!?