BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ウルトラマンデッカー 第21話感想

 新エネルギー源であるSプラズマ増殖炉を開発している施設でスフィア反応が観測され、調査に訪れたカナタとリュウモン。しかし、その未知のエネルギーにはとんでもない秘密が隠されており、それが大きな危機を招くことに…。

 

 スフィアを利用した新エネルギー開発…もう詳細を聞くまでもなくやめとけやめとけと言うしかないものでしたが、案の定暴走しスフィアジオモスが登場。アガムスが現れ耳の痛いことを言ってきましたが、今回ばかりはおっしゃるとおりでと言うしかないですね。ただ、バズド星にスフィアが現れたのは地球人が宇宙進出したせいだというのは、あいつら遅かれ早かれ宇宙進出しそうな種族のところには現れるだろ、そもそもそれはお前の来た未来の話であってまだこっちでは起こってもない話でキレられても。アガムスの言葉に動揺してカナタがデッカーに変身できない危機の中、現れたのは…ウルトラマンダイナ! いやぁ、まさかここで助けに来てくれるとは。トリガーの時はキリエロイドの登場がわかった時点でティガももしかしてという予感がありましたけど、今回は本当に予想外の登場でした。何がいいって、いきなりダイナとして現れはしたけれど、ウルトラフォークを使ったり、帰り際にサムズアップしたり、まぎれもなくアスカなのだとわかるポイントをいくつも入れてくれたのがうれしかったですね。特に、スフィアジオモスのバリアを破るため、ソルジェント光線を撃ちながら自ら距離を詰めていくところが、歴戦の戦士らしい戦い慣れた判断とアスカらしい無鉄砲さを両立していたのが最高でした。今回は終始ダイナの姿でしたけど、いつかはアスカの姿で再び我々の前に現れてくれる日は来るのでしょうか…。