BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーギーツ 第17話感想

 不正発覚によるゲームマスターの解任、それに伴うデザ神未決定のままのシーズン終了と、波乱の展開で終わった前シーズン。同時に英寿たちには、このデザグラが多数のオーディエンスによって見られているリアリティショーであることが明らかにされましたが、それに伴ってデザグラにも一人だけ運営とつながり他のライダーの妨害の使命を帯びているデザスターという人狼的なシステムと、従来のようにミッションクリアの成果ではなく最終戦クリア時点でのオーディエンスの支持率が最も高い者がデザ神になるという支持率制の導入という、よりオーディエンス受けを狙ったような新たな要素が追加されましたね。身体能力に優れたロボ、知力に優れたナッジスパロウという期待のニューカマーに支持率が集まるのはわかりますけど、それにしたって景和の支持率1%は低すぎやしませんか。オーディエンスだって彼の豪運と、一度脱落しても自ら再びプレイヤーに返り咲いた、英寿も認める精神の強さは見てきたでしょうに。世界平和というある意味ありきたりな願いが、オーディエンスには受けが悪いのでしょうか。それにしても、こんなルールになる前に脱落した道長は運が良かったのか悪かったのか。オーディエンスの受けを狙うような戦いなんて、彼が一番嫌がりそうですからね。まぁ、彼のヒール的なあり方はそれだけでオーディエンス受けはしそうですが。

 

 その道長は、例のジャマト栽培農家おじさんのところで目覚めて早々、いきなりその目の前でジャマトがかつて消滅した豪徳寺の姿に擬態するところを目撃。こっちはこっちで、今回もあの手この手でやってきそうですね。