BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーギーツ 第22話感想

 今回のデザグラ参加者も残り3人に絞られ、デザスターである祢音はあと1人を脱落させればデザ神になれるところまでこぎつけ、決意を固めるが…。

 

 勝利は目前、というところまでたどり着いた祢音でしたが、その状況故のプレッシャーからか、あるいは冴に勝ちを譲ってもらったからには何が何でも勝たねばならないと自らを追い込んでしまったゆえか、結局はいつもの彼女ならやらないような強引なやり方に出てしまい、かえって墓穴を掘ってしまう結果になってしまいましたね。完璧な騙しのプロである英寿がデザスターと疑われるような行動をあんな見え見えなかたちでやるわけがないし、英寿ばかりをデザスターと疑って自分を疑わないのも不自然、と驚くほど論理的に祢音の嘘を見抜いた景和も成長してますね。やはりこの男、お人よしではあってもバカではない。

 

 祢音が絶体絶命の危機に立たされていたその頃、まんまとベロバたちの罠にはまったチラミはバッファとナッジスパロウにボコられた挙句、「創世の女神」にアクセスするためのキーであるヴィジョンドライバーを奪われてしまう羽目に。しかし、そこに現れたジーンがなんと仮面ライダーに変身して彼らの前に立ちはだかる。福くんさん、長年の満願成就、おめでとうございます。まぁデザグラの熱心なファンであるジーンにしてみれば、自分の楽しみを根本からぶち壊しにかかっているベロバ一味を許しておけないのは当然ですけど、本来それを取り締まるべき運営がこんな体たらくでスポンサーが自ら止めに入らなきゃならないって、どうすんだこの状況…。