BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーギーツ 第30話感想

 ベロバの卑劣な策略によって最大のピンチに立たされた祢音。このピンチを切り抜ける手助けができるのは、キューンをおいて他にはいない、けどあんな見た目イケメンなのに中身は小学生男子みたいな奴で大丈夫か?と思っていましたが、そこはさすがにキメてくれましたね。手紙を読みだしたときにはこの期に及んでそれかよと思いましたけど、最終的には手紙を破って自分の言葉で思いを伝えたので、男を見せてくれました。

 

 しかし、これで母親との再会のために転生を繰り返しながらデザグラで戦い続けている英寿に加え、自身の存在そのものがデザグラによって生み出されていたという因縁が祢音に発生したわけで、こうなるといまだに本質的にはただの一般人である景和が、戦う動機の重みという部分でこの2人とどう対等に渡り合っていくかが今後気になるところですよね。まぁ、そういう運命づけられた人間に対して何ら特別な背景を持たない「ただの人間」が肩を並べて戦っていくというシチュエーションは、私の好むところではあるのですが。