花火大会を前にテンションの上がるブンブンジャーの面々。一方、ギャーソリンの回収が目標に遠く及ばず焦りに駆られたキャノンボーグは、最終手段として宇宙からギャーソリンを大量回収する最終悲鳴兵器ジャッキーホイホイを起動。大也たちはそれを止めるためにキャノンボーグの居所を探るが…。
ガッチャードが最終回を目前に控える一方、ブンブンジャーの方もキャノンボーグとの最終決戦を迎えるという物語の節目を迎えることに。とりあえず、ジャッキーホイホイの演出がことごとくシン・ウルトラマンのアレで笑いました。そんなキャノンボーグに引導を渡す役は、キャノンボーグの登場と前後する形で登場した先斗が担うことに。この期に及んで手を組むことを持ち掛けてくるキャノンボーグに対してきっぱりとノーを突き付け、仲間たちから託された武器の数々を駆使してキャノンボーグに引導を渡した先斗はものすごくかっこよかったですね。それに比べてキャノンボーグは、サンシーターを無理矢理操ってまでギリギリになるまで自ら戦うことをしない卑怯っぷりで最後まで格を下げたうえに、マッドレックスに「てめぇは一人で走ってるから遅ぇんだよ」と言われていた回想シーンまで明らかになり、最後はサンシーターにまで見捨てられて全部のブンブンカーが合体したブンブンフルスロットルエディションの前に散ることに。ハシリヤンも組織の在り方が暴走族であるためか、どちらかというと仲間を大事にする奴の方が尊ばれる傾向があるんでしょうね。死んでなお株を上げ続けるとは、さすがマッドレックス様…。
そして地球の危機も去り、花火大会の夜を満喫するブンブンジャー。やたら楽しみにしていた様子のりんご飴を二本も持ってたシャーシロがいい味出してました。しかし、キャノンボーグの居場所をISAの上層部がなぜか知ってたことに疑問を抱く調さん。彼女以外のメンバーが出てこないのでどんな組織なのか詳しい実情がよくわからなかったISAですが、次回から始まるシーズン3からはいよいよそのへんも明らかになるんでしょうかね。