BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

仮面ライダーガヴ 第7話 感想

 前回の戦闘の後、互いに変身したままで初めて接触したショウマと辛木田。互いに探り合いの会話を交わしたのち、ひとまず当面は互いの正体について詮索無用ということで別れることに。その後、ショウマと幸果は幸果の大叔母の屋敷を訪れ家事手伝いの仕事を始めるが、そこで世話になっている芸術家の卵にグラニュートの魔の手が迫る…。

 

 冒頭、アンジャッシュのコントのような探り合いの会話をするガヴとヴァレンが面白かったですね。それぞれのライダーとしての名前もなし崩し的に決まっちゃうし。しかし、ショウマは相手も同じグラニュートだと思う一方、辛木田の方は相手も同じ人間だと考えるあたり、人間というのは本当に自分の常識や知識の範囲内でしかものを考えられないものですねえ。それにしても、ライダー同士が互いに正体を知らないまましばらくいう展開、ずいぶん久しぶりですね。ギャグみたいに描かれてましたけど、間違いなく後々ややこしいことになるでしょうこれ。まぁそのへんは、あのルパパトを書いた香村さんのことですからうまいこと面白く描いてくれるのでしょうけれど。

 

 今回のガヴの初登場フォームはチョコダンフォーム。ヴァレンと同じチョコダンゴチゾウを使うだけあってこちらも銃使いフォームですが、西部劇のガンマンを思わせる姿になるのが面白いですね。発射する弾丸も見た目はチョコですが、コンクリートの壁をぶち抜く威力があるのはさすがです。

 

 一方、ガヴとグラニュートの戦闘が始まって少し遅れて現場に到着した辛木田の前には、ストマック家長女・グロッタが出現。双子がエージェントを倒されたらすごすごと撤退したので、もしかしてストマック家の連中自身は弱いのかと思っていたら、取り出した棒状の物体を大鎌に変形させて戦闘態勢に入るグロッタ。どうやら見るからにSっ気の強そうな見た目通り、バリバリの武闘派のようです。改造手術の痛みも癒えぬまま初陣を余儀なくされたと思ったら、次の戦いの相手は敵組織の幹部って、とことんついてないですね…。