BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ウルトラマンアーク 第18話 感想

 ザンギルとの共闘後も、次元の裂け目からなおも襲来し続ける幽体怪獣軍団。防戦一方のままではらちが明かないため、次元の裂け目を閉じるための作戦が立案されるが、そのためにはアークの協力が必要だった…。

 

 怪獣との戦いの中でピンチが訪れると、どこからともなく現れ助けてくれる。人間から見たウルトラマンというのはだいたいそんな存在ですが、ではこっちから呼んで頼みたいことがある場合はどうするか?という、あんまり見かけないシチュエーションが今回のお話。自分でテキストを買って学んだという宇宙語でコミュニケーションを取ろうとするユピー(インチキ商材だったようですが、インチキ商法に引っかかるロボットって…というか、給料もらってたのか…)やジェスチャーでコミュニケーションを取ろうとする所長に対し、当然ながら普通に言葉が通じると指摘するユウマ(その後ビジネス文書のテンプレート丸出しの原稿を書かされることに…)と、ウルトラマン当人がいる中でどうやってコミュニケーションを取るかという傍から見れば間抜けな展開に。というか、あの様子だとやっぱりユウマがアークであることに気づいてるんじゃないでしょうか、石堂さん…。

 

 ギャラクシーアーマーが発するオニキシウム粒子を利用して次元の裂け目を閉じようという今回の作戦。当人が作戦会議に参加していたことで、当然ながら順調に進みましたが、その途中で今度はバザンガが襲来。しかしこれもワームホールを利用してバザンガと戦闘しながらオニキシウムのチャージも同時に進めたのですから、やっぱり便利ですねギャラクシーアーマー。そして見事次元の裂け目を閉じられるかと思いきや、それを察してヘルナラク自らがこちらの世界に現れようと出現。これを阻止しようと必死に取り押さえようとしたアークは次元の裂け目に飛び込んで姿を消してしまうことに。そして、やがて目を覚ましたユウマが見たのはヘルナラクと、それと戦う怪獣型ロボットの姿。その戦いのさなか、ヘルナラクが放った幽体怪獣の卵からユウマをかばったのは、石堂さんそっくりの防衛隊員だった…。