BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ウルトラマンアーク 第19話 感想

 ヘルナラクを次元の裂け目の向こうに追い返すため、自らも次元の裂け目の向こうにある別の宇宙へと飛び込んでしまったユウマ。そこで彼を待っていたのは、その別の宇宙で戦うウルトラマンとの出会いだった…。

 

 4週にもわたったヘルナラクとの戦いもいよいよラスト。そのフィナーレに待っていたのは、もちろんブレーザーとの共演です。その前に並行世界のSKIPメンバーとも出会っていましたけど、あっちにはあっちのユウマもいるんですね。そしてあっちの世界でもやっぱり切れ者なのに、コーヒーではなくどちらかというと紅茶派の石堂さんw

 

 メインイベントであるアークとブレーザーとの共闘でしたけど、通例に反してアークとブレーザーでヘルナラクを倒すのではなく、アークの世界に渡ったヘルナラクをアークが追撃し(というより、ブレーザーがアークにエネルギーを分けてあげたかと思ったら間髪入れずにぶん投げて強制的にもとの世界に戻されたというのが正しいのですが。やっぱりブレーザーブレーザーでした)、次元を隔てた2つの世界で2人のウルトラマンが同時に戦うという、変則的なウルトラマンであるブレーザーとの共闘に相応しい変則的なバトルでした。そして、ブレーザーから力を分けられたアークがまさかのスパイラルバレードを使い、続けざまにアークファイナライズでヘルナラクを倒すという展開には驚きました。ゼロのウルトラゼロキックやゼットのスペースZのように、師匠筋のウルトラマンから学んだ技を自分流にアレンジして使う例はありましたけど、他のウルトラマンの技をそのまま使うというのは見た覚えがありませんからね。結局ゲント隊長やSKaRDのメンバーは出てきませんでしたけど、あのブレーザーやアースガロンは我々のよく知る彼ら自身でしょうし、久しぶりに彼らの活躍が見られてうれしいコラボでした。