常夏が突然総理を辞めてブライダンと手を組んだ! 常夏からの挑戦状を受けて彼が築き上げた「常夏城」に乗り込んだ吠たちを待ち受けていたのは、鬼ごっこにドッジボール、さらにはおままごとと、なぜか子供の遊びのような試練の数々。一体常夏の叶えたい願いとは…。
常夏が総理を辞職するきっかけになったのが「ザングラソードが銃刀法違反ではないかと問題視されたから」という理由に、「いや…ここまでトンチキな日常が展開されてる世界で、いまさらそんなまともに法律を根拠にしたことを言われても…」と当惑しましたが、そんな困惑を口にしたところで井上一族が意に介するわけはなく、話はゴジュウジャー、常夏、ブライダンが混戦を繰り広げる展開に。そしてその中で、かつて突然兄と共にノーワンたちの世界に飛ばされ、兄も一緒にいた人たちも全て失い、再び突然元の世界に戻ったら両親は新たな家庭を築いていた…という、吠の重過ぎる過去が明らかに。それはいいんですがこんな過去、常夏とおままごとする流れで明らかにしていいもんじゃないでしょう。トンチキとシリアスが全く予測のつかないタイミングで交互に襲いかかってくるので温度差で風邪を引きそうですよ。
そんな吠の孤独に対して共感を訴える常夏。あまりにも優秀すぎるゆえに関わる人間は全て信奉者になってしまうため、今まで生きてきた中で友達と呼べる人がいないことが常夏の心に開いた穴であり、子どもの遊びじみた試練の数々も、そんな遊びを友達とすることに対する強い憧れの表れだった。共闘しファイヤキャンドらを退けた吠と常夏は一騎討ちに。勝負は吠に軍配が上がったが、吠は彼のことをベストフレンドナンバーワンと認め、本当の意味で友達と呼べる人を得るという願いが叶った常夏は、吠との再会を約束しつつ選挙戦のため駆け出すのでした。常夏の中の人がウルトラの方で演じた役を思うと、本当の友達を得て救われるという結末は心温まりますね。それぞれの願いをかけたサバイバルというのがゴジュウジャーのテーマですが、こんな風にゴジュウジャーが勝つことで負けた側も願いが叶う、というやり方なら後腐れがなくていいですね。
さて、吠と常夏の一騎討ちと同時並行で、角乃が搭乗するテガソードブラックと巨大化したMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケーク(前から思ってましたが長いですねこの名前…)との戦闘も展開されており、必殺技で倒されたはずのMr.(ryが復活、そのビーム攻撃の前にテガソードブラックがピンチに陥ったその時、間に割って入りビームをかき消した巨大な影! あれは…大獣神!?