かつてラキアがラーゲ9として活動していた頃に行っていたのと同じ大量失踪事件が再び、しかも複数個所で同時多発的に、より大規模なかたちで発生した。そして捜査に当たるショウマたちの前に、ついに自ら事件を主導していたランゴが立ちはだかる…。
ことごとく本筋の状況から蚊帳の外に置かれ続け世間では「またしても何も知らないランゴ兄さん」などと揶揄され、その挙句に社長のイスを追われてヒトプレスの調達担当にまで降格させられたランゴ兄さん。しかし、いざ実際に自ら動きだしてみれば、万単位のヒトプレスをあっという間に調達し、阻止に現れたショウマたちに対しても絆斗とラキアを一撃で変身解除に追い込み、2話前に登場したばかりのオーバーガヴでさえ圧倒するという、恐ろしいまでの有能さと強さを見せつけてくれました。そりゃあこんな人に最初から本気を出されていてはショウマたちに勝ち目なんかありませんから、ここまで枷を嵌められていたのも納得というものです(まぁこのぐらいの強さをみせてもらわないとほんとに立場もありませんが…)。ショウマを圧倒すると同時に、その存在を全否定するような言葉を吐きかけるランゴですが、それ自体は許されないとして、ある日親父がスパイスと結婚して子供ができたと言ってきたせいで家族がおかしくなったというのは、まぁ否定できないのがなんとも。ただそれにしたって、ラキアを見ればわかる通り本来だったらグラニュートとも言葉だけでなく心を通わせることもできる存在である人間を、スパイスというモノ扱いすることを常識とした祖父・ゾンブがそもそもの元凶なのですが…。