突如現れたオルカブースターによって暴走するファイヤキャンドル。オルカブースターの危険性を知る真白は、ファイヤキャンドルをおびき出してオルカブースターを封印しようと提案するが…。
前回の指輪争奪戦において生まれたが、その力を制御できず何人もの犠牲者を出した末に海底に封印されていたオルカブースター。これもテガソードが生んだものでしょうけれど、指輪は指輪そのものが認めてしまえばブライダンでも使えてしまうし、オルカブースターは制御できないし、自分が作ったものの管理があまりにもお粗末じゃないですかテガソード。真白がテガソードと決別した理由も、そのへんにあるような気がしてきましたが…。
おびき寄せ自体は全くの失敗に終わったものの、向こうからやってきたファイヤキャンドル。しかも、テガジューンが指輪の記憶から実体化させた腑破十臓まで連れて。センタイリングって過去の強敵まで実体化できるんですか。こうなると厄介そうなのにいろいろと心当たりがありますね。加えてオルカブースターによってさらに力を暴走させたファイヤキャンドルがさながら外道衆のような姿のシンケンレッドに変貌、さらにゴジュウジャーを裏切った陸王まで乱入と混迷を極めるも、吠がオルカブースターを奪取してその力を制御下に置きワイルドゴジュウウルフにパワーアップ。腑破十臓を瞬殺（本物の十臓の狂気も執念も持たないコピーではこの程度でしょうが）し、さらに巨大化したファイヤキャンドルをテガソードとオルカブースターが合体したテガソードアカツキで撃破。陸王も真白の計らいで「オルカブースターを奪回するために裏切ったフリをした」ということにして再び復帰しましたが、玲が語っていた「自分の命を取り戻す」という言葉、まるで自分が死んでいるような口ぶりでしたが、奴は一体…。
本筋には関係ありませんけど、敗北後に力に溺れていたことを反省し、けじめとしてブーケ嬢に自分を殴るように懇願した結果、（事前に顔を指さしていたにも関わらず）まさかのノーガードの腹にいいパンチをもらってしまうファイヤキャンドル様には笑いました。ブーケ嬢、腰の入ったほんとにいいパンチだったなぁ。
