BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第24話 感想

 気づけば半年もの間学校から帰らずにいた、と訴えるとある学園の生徒からの依頼を受けて、ゴジュウジャー全員で学園を調査することになった角乃。その学園では快盗ルパンレッドを捕まえようと、パトレン1号に変身する生徒会長が奔走しており…。

 

 パトレン1号に変身する生徒会長を演じるのはウルトラマントリガーのケンゴでおなじみの寺坂頼我氏。ドンモモタロウ、レッドレーサー、ガオレッドと、なぜかウルトラシリーズ出演経験者が変身するユニバース戦士が多いですが…今回はそれよりも、ルパンレッドの正体である元校長の用務員に変身するのが、ミスター平成ライダーこと高岩成二氏であることが全てをかっさらってしまいましたね。今回の敵である青春ノーワンは半年も前にこの学校を支配したようですが、高岩さんが校長やってる学校をよく占拠できましたねこいつ。私だったら校長の顔見ただけで尻尾巻いて逃げ出しますが。青春ノーワンのビームを浴びて吠、陸王、竜儀が洗脳され青春をエンジョイし始めてしまいますが、吠は不良と喧嘩、陸王は男女問わず生徒をキャーキャー言わせ、竜儀はテガソード様の教えを布教…と、いつもとやってることが何も変わらないのですが、ある意味こいつらは今でも青春を楽しんでるということなのでしょうか。こんな感じに基本トンチキなのに、「奪われたものは必ず奪い返す」という校長の信念はちゃんとルパンレンジャーの本質に忠実なの、なんなんですかね。坂本監督らしいド派手バトルの末に青春ノーワンを撃破したものの、息つく間もなく次のノーワンが現れ…?