ニエルブが呆気なく爆死するのを目の当たりにし、一時撤退を余儀なくされるショウマたち。その後、ショウマの前に姿を現したランゴは大統領を倒すために共闘を持ち掛けてくるが…。
ついに大統領との最終決戦。リゼルをさらって大統領をおびき出したランゴ兄さんに対して、これまでのスマートな姿から一転、ムキムキの本気モードに変身して戦闘開始する大統領。途中からショウマたちも加わり4対1の状況に追い込まれるも相変わらずの圧倒的な強さを見せ、一時はライダーを3人とも変身解除のピンチまで追い込むことに。しかし、弱者をとことん食い物にしようとする傲慢極まりないセリフを吐いたことがショウマたちの逆鱗に触れ、土壇場でショウマがグミを口にしたことで誕生したアメイジングミゴチゾウを食べたことで、ガヴがアメイジングミフォームにパワーアップ。マスターとオーバーの強みを併せ持つ上に、全身から発する高熱で大統領の能力を無効化しそのボディをも溶かすアメイジングミの前に劣勢に転じつつも余裕ある態度を保っていたものの、まさにこの機をうかがっていたランゴ兄さんによって背後から大剣で一突きにされ致命傷を負うことに。そして、最期は3人のライダーのトリプルライダーキックを喰らうことによって、さしもの大統領もついに爆散し果てたのでした。あれだけ圧倒的な強さを見せてきた大統領にしては、割と呆気ない最期でしたね。背後から刺されて致命傷を負うとはスウォルツみたいな迂闊さでこれまたらしくはないのですが、あれだけ隙を見せなかった分、いざ隙を突かれると弱い人だったんでしょうか。
こうして大統領が倒され、一件落着…とはもちろん運ばず、やはりというかなんというか、大統領の計画をかすめ取って続行しようとするランゴ兄さん。むしろそうこなくっちゃという感じですし、大統領の計画を横からかすめ取るという小物臭さもこの場合はポイント高いですね。しかし、ショウマがアメイジングミに覚醒したからよかったものの、そうならなかったらどうするつもりだったんでしょうか。計画のガバガバさから言えばニエルブとどっこいな気もしますが。なにより、既に一度ショウマにやられてることを忘れてるんじゃないだろうな…?