BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第27話 感想

 女王と口論してブライダンを飛び出したブーケだったが、クオンに撃たれ記憶喪失になってしまう。そこに出くわした真白は放っておくわけにもいかず成り行きで彼女と行動を共にすることになるが、その途中マネーノーワンとマネーナンバーワン対決をすることに。一方吠たちはクオンからクオンAIコンツェルンの見学会の案内状が届き、何かの罠と知りつつそれに乗ることに。出向いた先ではクオンではなく会社のナンバー2であるという設名という男が案内を務めるが…。

 

 シリーズが後半戦に突入して早々、記憶喪失になったブーケ嬢となりゆきで行動を共にすることになった真白と、クオンの会社に招かれた吠達が同時展開する変則的な物語に。真白が人助けと引き換えに金を要求する理由も明らかにされましたけど、人助けという行為に責任を持つためという理由自体は結構なんですが、それにしたって金額が法外すぎるでしょう。今回もお饅頭の代金として札束を出して釣りをもらわなかったりしてましたし、こいつ、単に金銭感覚というものがなさすぎるのでは…。マネーノーワンとの対決では、金は使わず溜め込むだけでは世の中に回らなくなってしまうという、アークのインターネットカネゴンの回と同じ教訓が示されましたけど、マネーノーワンの集めた「死に金」の渋沢栄一が泣いたり突然消滅したり、起こった出来事はもう怪奇現象なんですが。マネーノーワンに勝利後、ブーケ嬢を連れ戻しにやってきたファイヤキャンドル様とロボ戦をすることになった真白でしたが、ブーケ嬢と一緒にいたことやこのあいだテガソードに乗った件などで、なんと拗ねるグーデバーン。確かに最近出番がないからほったらかしにしといていいのかと危惧はしていましたが、まさかほんとに拗ねるとは。

 

 一方、クオンの会社を訪れた吠達は、案内役を務めていた設名が案内後にバトルフィーバーJの指輪を持つ指輪の戦士としての本性を現し戦闘に突入。その指輪の能力に乗って眠らされてしまう…。