夢の中でなぜか逃亡犯となっていた莫は、爆弾魔のナイトメアと遭遇。交戦するが逃げられてしまう。その後、今度は夢の中ではなく現実世界でゼロに呼び出された莫は「他人の夢に潜入しナイトメアの悪夢を未然に防げ」という指令を受け、ミッションを開始する…。
とりあえず、警察署の敷地内どころかトラックという怪事課の冷遇ぶりにびっくりしました。これまでのライダーにも怪人に対抗する警察組織は数々登場してきましたけど、SAULも風都署超常犯罪捜査課も特状課も、ちゃんと警察内に腰を落ち着けてましたからね。まぁ、現実に暴れ回っていたアンノウンやドーパントやロイミュードと違って、何しろナイトメアが現れるのは人の夢の中ですからまず存在の立証が困難ですし、人の夢の中で悪事を働く怪人についての捜査を行う部署が、冷遇されているとはいえ警察内に存在できていることの方が不思議ですが。
第1話では夢の中で現れ莫にベルトを渡したゼロですが、今回は現実の莫の部屋のクローゼットの奥の扉を開けたらあら不思議、そこは秘密基地につながっており、オートバジンのように人型に変形するコードゼロイダーを通じて莫に指令を指示。そのままボムナイトメアのいる夢の中へと突入していきましたが、つまり現実の世界からでも他人の夢に潜入することができるということですね。超久々となるバイクでの追跡劇とバイクに乗りながらの変身には胸が躍りましたが、どうやら夢の中で怪人を倒せばそれで解決という単純な話ではないようで…。