厄災ベルルムを宿す玲との決着を前に、仲間たちを自宅に招いてサンクスパーティーを開きもてなす陸王。その後、一人決着をつけるために玲の前に立ちはだかるが…。
妻の敵を討つため、玲の拠点へ向かうシャイニングナイフ。その前に現れたファイヤキャンドルとブーケたちがアツい言葉と共に加勢する。この人たち、ほんとに悪役なんですかね…。悪役同士が入り乱れる激戦の末に、シャイニングナイフの攻撃でわき腹に深手を負ったベルルムはその場から撤退。焦りに駆られたのか通行人を襲って魂を奪うという暴挙に出るも、そこに玲と決着をつけるために現れた陸王、さらにその行動を読んで加勢に現れたゴジュウジャーが立ちはだかる。洗脳したアッサム(本当に申し訳ないのですが、すっかり存在を忘れてました)をシシレッドに変身させて使役し戦闘を開始するも、玲と陸王の間に割り込んできた角乃の言葉と攻撃で玲の心が揺らいだのを見て、一方的にその体の支配権を乗っ取って正体を現すベルルム。しかし、陸王と角乃のパンチを喰らってリングを全部吐き出してしまい、ウルフとレオンの必殺技連続攻撃を深手を負っていたわき腹に喰らって爆散(ここでも使われるバルイーグルの飛羽返し。見栄えがかっこいいので昭和戦隊の必殺技としては優遇されてますね)。
その後ベルルムは巨大化するも、吠が巨神リョウテガソードを召喚。その巨大さ、あんと身長約505m。新宿の高層ビル群をも見下ろすような桁違いの巨大さですが、スーパー戦隊の歴史にはさらにデカいロボ(キュウレンジャーのケルベリオス。立ち上がると上半身が余裕で地球の大気圏を突き抜ける)がいるのですから奥が深い。自分を見下ろされたことに激怒したベルルムは即座にリョウテガソードと同じ大きさにまで巨大化(できるんですからこいつもすごいですが)したものの、ベルルムの攻撃は全く通用せず、ひたすらリョウテガソードにボコられることに(両者がものすごくデカいので周辺被害がものすごいことになってそうなんですが…)。最期は必殺技を喰らい爆散、厄災2番目の戦死者となったのでした。
角乃は妹と再会、スイートケークは実は寝てただけで目覚め、アッサムは迎えに来たUFOに乗って去り(ほんとに宇宙人だったんだ…)、そして陸王は逮捕された玲と面会し、刑期を終えたら陸王のコンサートを見に行くと、生きる意味を取り戻した玲に応えるべく、指輪争奪戦を勝ち抜くことを改めて誓うのでした。こうしてまた一つの区切りがついたわけですが、次回登場するのは、禽ちゃんの幼馴染…?