BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第35話 感想

 厄災ベルルムの一件が片付き、高校生活を楽しんでいた禽次郎の前に現れた謎の高校生。それは禽次郎と同じく指輪の力で若返った彼の幼馴染、源治だった。禽次郎のライバルでもある彼は、指輪をかけて三本勝負をすることになるが…。

 

 冒頭、トランプノーワンがおでん屋で吞んだくれているところに彼の親友であるアーイー、コウ・シンセーが現れノーワンをしばき倒すという、いつも以上にわけのわからん始まり方。コウ・シンセーの声を務めるのはダイレンジャーのシャダム中佐でおなじみの西凛太朗氏。源治が変身するのがリュウレンジャーなので間違いなくそれに合わせてのキャスティングですが、腑抜けてしまった親友であるトランプノーワンを立ち直らせるためにその身を挺してゴジュウジャーの弱点を探ろうとする無駄に熱血な彼の行動が、禽ちゃんと源治の勝負にも波乱を巻き起こすことに…。

 

 三本勝負はチャーハン対決(料理対決なのにどっちも不味いというまさかの結果に。かろうじて禽ちゃんの勝利)、メンコ対決(源治の勝利)を経て、野球対決で決着をつけることに。その最中、コウ・シンセーとその心意気に打たれ加勢しに来たファイヤキャンドル様達が乱入(チャリで来た。ご丁寧にちゃんとヘルメットかぶってるし)。大量のアイアイザー軍団でリョウテガソードに挑むコウ・シンセーでしたが、リョウテガソードの堅固なボディには全く歯が立たずアイアイザー軍団は壊滅。コウ・シンセーはリョウテガソードの必殺技を受けつつも驚異の根性で前進を続け、最期は自爆を遂げるという敵ながらあっぱれと言うべき最期を遂げました。その間も禽ちゃんと源治の勝負は続いていたものの、結局勝負はつかず。源治は永遠の若さを指輪に願っており、禽ちゃんもそうだと思ってるようですが、パーリ-ピーポーになりたいとは言えんわなあ…。