BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の動物戦隊ジュウオウジャー 第12話感想

 行方不明だったキューブは鳥男が持っていることが明らかになり、目標を鳥男に絞ってキューブ探しを再開する大和たち。一方、人間世界についてさらに学ぼうとするタスクは、図書館に向かう途中、すぐに客を追いだす偏屈な古本屋の主人と出会い、ただ働きをさせられる羽目に・・・。

 実相寺監督作品の常連であり、最近では仮面ライダードライブのフリーズ役も記憶に新しい堀内正美氏を、ただの偏屈な(と言うにはちょっと悪質な)古本屋の親父役で起用するという、豪華なのか無駄遣いなのかよくわからないキャスティング。フリーズやウルトラマンネクサスの松永管理官のように意味ありげな笑みを浮かべながら冷徹な策略を巡らせるようないつものキャラとは違って、なんで店を開いてるんだかよくわからない困ったおっさんを熱演していましたね。タスクはよく本を読んでいる割には、あの程度のジェスチャーを理解するのにも苦労するとは、読解力や洞察力が乏しいですね・・・。

 今回のプレイヤーとして登場したハッテナーのワードハント。確かに恐ろしい作戦ですが、言葉や文字を奪うためには直接対象にビームを照射しなければならないというのが、いつものことながら致命的。世界中の人間から言葉を奪うよりも、ハッテナーが過労死する方が先ですね。ジニス様もそれまで見届けるつもりだったのか。どんだけ気が長いんだか・・・。