BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第10話感想

 コレクションを回収する前に警察がブレッツを倒してしまったことで、望みを断たれ落胆するルパンレンジャー。しかし諦めきれない初美花は、ブレッツが倒されたときいつものように巨大化しなかったことに気づき、魁利もまた圭一郎の口から偶然仇敵ザミーゴの情報を聞き、一縷の望みをかけてザミーゴを探すが・・・。

 「いつものように巨大化しなかった」という、ある意味メタな理由で生存がばれることになったブレッツ。電撃が本人の能力で脱皮はコレクションの能力だと思っていたのですが、実際は逆だったんですね。どう見ても見た目はシカなのに、なんで脱皮なんて虫っぽい能力持ってたんでしょうか、こいつ。

 そしてついに魁利がたどり着いた、快盗3人にとっての共通の仇敵、ザミーゴ・デルマ。ソンブレロにポンチョというステレオタイプなメキシコ人っぽい目立つ格好に身を包み、まだ春だというのに氷をかじりながら歩くという奇行のおかげで、圭一郎はじめ道行く人に変な奴として印象を残していましたが、犯罪者という自覚あるんでしょうか、こいつ。しかしボスからも一目置かれるだけあってその実力は本物であり、氷の銃から放たれる弾丸は当たれば最後標的を氷結、粉砕し、しかも早撃ちの名手とあれば、目立っていることを気にしないのもその実力に裏打ちされた自信から来るもののようですね。両腿についている金庫がホルスターとしての役割を果たしているというデザインは素晴らしいです(銃は一挺につき一発しか撃てないので撃つたびに生成しなきゃならないのいうのはめんどくさそうですが)。結局第一ラウンドである今回の戦いは、魁利に一太刀浴びせられたザミーゴが撤退したことで終幕。しかし、あいつを倒したところで魁利の兄たちが戻ってくるとは思えないのですが・・・。