BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛 第6話感想

 あの格好でケバブの列に並んでいたところ、ビラを配っていたゆるキャラの雑な造形に憤慨し喧嘩を吹っ掛けるも、逆にフルボッコにされたツー将軍。その恨みも込めて新たに彼が作り上げたのが、次元戦団バイラム(ジェットマン)の次元獣という設定のユルキャラジゲン。オリジナルでもヌードルジゲンとかジハンキジゲンとかがいたので違和感はありませんが、あの外見はゆるキャラというよりは萌えキャラなのでは・・・。好き嫌いをする人間を、その人の嫌いなものに変えてしまうというのは、公認様でも普通にありそうな悪事。この手の可愛い外見の怪人は最終的には凶悪な顔になってしまうのが弱点だったと語るツー将軍ですが、それは単にそのまま倒すと後味が悪いという視聴者向けの配慮の問題であって、別にそうならなくてもヒーローたちは普通に倒していたと思うんですが・・・。

 そのユルキャラジゲンとの戦いの中で発覚した信夫の性癖。それはツルツルテカテカなメカっぽい女性キャラがドストライクだということ。ライブマンのコロンでそっち方面に目覚めた人は実際にいそうですけど、それがピーボやマグにまで適用されるというのはさすがに理解できないですね・・・。そしてその性癖の目覚めを描く回想シーンで、わざわざ少年時代の信夫役に鈴木福君を使う必要はあったのか。この歳にして深いライダー愛を語る彼は、戦隊(しかも非公認)ではなくライダーに出してあげるべきなのでは。毎度毎度アホらしい理由でピンチに陥るアキバレッドですが、憧れの田中信夫さんのナレーション効果で燃え上がり、パワーアップした武器でトドメ。そして田中さんにギャラを支払う博世さん。金で問題解決するのはシーズン1から数えてこれで3回目。この番組をよい子に見せちゃいけない最大の理由は彼女なんじゃないかと思えてきました。

 一方、今回の事件で妄想世界と現実世界が連動していることに気付いたツー将軍。今頃気付いたの?という感じですが、それによって何やら新たな野望に火が付いたようで・・・。次回、ゴウライジャーに見慣れぬ3人目が!?