BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の動物戦隊ジュウオウジャー 第20話感想

 大和たちの必死の呼びかけによって、ついにジニスの呪縛から解放されたザワールドこと門藤操。しかしその性格は自虐的というか何というか、「めんどくさい」の一言に尽きるやつだったという、そういうところから始まる話。かつては六人目の戦士といえば、仲間になってもそう簡単には慣れ合おうとはしないクールな一匹狼的なイメージがありましたが、ここ数年はそんなイメージを覆すような意外性のあるキャラが続いており、操もその例に漏れないというか、さらに輪をかけたような印象があります。何かというと「俺に○○してもらうような資格はない」と落ち込むあたりは、やたらと死に場所死に場所言ってた頃の明と重なるものがありますね。

 三人のジューマンから奪われたパワーを与えられたことに勝手に罪悪感を覚えていた操でしたが、仲間たちの危機についに戦う決意を固める。良くも悪くも自己完結しているあたりが心配ですが、変身後は操られていた時のように不敵な態度で戦うのがうれしいですね。戦いが終わった後大和たちと食事の約束を交わし、ジューマンたちのぬいぐるみを作りながら楽しみに待つ操。このあたりの女子力はウッチーにも通じますね。