BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

野郎2人の日帰りスキー旅行 車山高原スキー場

 高校以来の友人エム氏の誘いで日帰りスキーに行って参りました。野郎2人のスキーはこれで2年ぶり2回目です。

 AM7:30、出発地点の池袋バスターミナルに到着。しかし、乗車予定のバスが故障し、代車がやってくるのが大幅に遅れるというアクシデント発生。のっけから暗雲が垂れ込めましたが、別のスキー場へのツアーに空きがあったため、そちらに切り替えてもらうことに。結局、目的地は当初のオグマほたかスキー場から、車山高原スキー場へと変更になりました。

車山高原スキー場

 中央高速を長野方面へ走ること3時間。途中、あの崩落事故があった笹子トンネルを横目にしつつ、渋滞に巻き込まれることもなくAM11:30、無事にスキー場へと到着しました。

 私のスキー歴自体は小学5年生(父が学校をずる休みさせて2泊3日に連れ出したのが最初)ですが、年に1回行くか行かないか程度の頻度でしか行かないへっぽこスキーヤーのため、キャリアの長さ程にはうまくはありません。しかし、いつも思うのですがスキーというのはあらゆるスポーツの中でも最もコストのかかるスポーツではないでしょうか。買うにしてもレンタルするにしても発生する道具一式の費用、スキー場に着くまでの時間、到着して着替えるまでの時間、リフトを待つ時価と乗っている間の時間。お金と時間、両方のコストをこれだけかけてようやく滑れるわけですから、スキー人口が減るのもそりゃあ無理もないなと思います。それでも私を含めスキーを愛する人間がいなくならないのは、自力では決して味わうことのできない、雪上を高速で滑走する爽快感のなせること。こればかりは実際に滑ってみなければわかりませんし、ひとたび滑り始めれば、それまでにかかったコストのことなどすっかり忘れてしまいます。

 普通スキー場というものは、もともとあった山の木の一部を切り開いてコースを造るものですが、車山高原スキー場はほかのスキー場と比べてかなり木々が少なく、山全体がスキー場になっているという感じのスキー場でした。コースの設計も独特で、滑っているとどっちに進んだらいいのか戸惑うことが何度もありました。

 のっけからアクシデントに見舞われた今回ですが、終始好天に恵まれました。山頂付近からの眺望も素晴らしかったです。コースの途中では、きれいな樹氷も拝めました。雪質が少し硬めだったのと、ゲレンデ全体が山陰に入るので日が沈んでくると急に寒くなってくるのはこたえました。

 到着が遅かったので、13:00頃昼食に。レストランのメニューが微妙に凝っており、普通のしょうゆラーメンとかは置いてなく、私は「御柱ラーメン」を注文。棒状のさつまあげが入っているラーメンでした。近くに諏訪神社があるので、それにちなんだもののようですが、味は・・・まぁ、観光地での食事の例にもれません。

 食事後はそのままほぼノンストップで頂上から一番下までの滑走を繰り返し、帰りのバスの発車時刻ギリギリまで楽しんで終了。帰りは渋滞に巻き込まれ、21:00過ぎ、ようやく新宿に到着。途中上野で牛タンを食べ、家への帰路に就きました。

 帰りの電車内では、早速ポメラが活躍してくれました。電車の中で記事を打って帰ったらすぐにアップできる。これはやっぱり素晴らしいです。