BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の獣電戦隊キョウリュウジャー

 あろうことかレッド以外素顔は非公開ということで活動を開始したキョウリュウジャー。まぁ、本人たちにもそれなりの事情はあったようで。キョウリュウピンク・アミィは大金持ちのお嬢様のため、両親の望む大人しい女の子を演じなければならず、キョウリュウブルー・ノブハルは妹と姪っ子を守らなければならず。ノブハルはなんとなくアバレッド・凌駕を思わせる設定ですが、自分にも妹と甥っ子がいるので、個人的に感情移入しちゃいますね。私の場合妹の旦那は健在ですけど。ノブハルの妹・優子役はジャスミンこと木下あゆ美さん。小川輝晃さんや松本寛也さんのように、過去に戦隊メンバーを演じた役者さんが別の戦隊にも出演した例はいくつもありましたが、戦隊メンバーではなく、しかも初期メンバーよりも年下の役というのは珍しいですね。

 家族は自分の弱点だと語るノブハル。そんな彼に、家族は弱点ではなく強さの源だと気付かせるダイゴがかっこよかったです。アミィも吹っ切れ、初の3人同時変身。獣電池はメンバー間で共有できるんですね。

 デーボモンスターを撃破するも、シリーズ恒例の巨大化。ゴーバスターズで一度途切れた伝統なので久しぶりな感じがします。負けじとばかりにキョウリュウジャーもガブティラ・ステゴッチ・ドリケラがカミツキ合体し、キョウリュウジンが完成。CGではなく全て実写モデルで描かれる合体バンクが気合が入ってますね。ティラノの上半身が横回転してから合体するというのも、アバレンオーを彷彿とさせます。これを見たトリン、「ブレイブにも程がある」。なんだか毎回この人は名言を連発してくれそうだなぁ。

 次回はグリーン回・・・って、春田純一さんじゃないですか。メンバーの家族のキャスティングこそブレイブ(こういう使い方でいいのかな・・・)。