BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の獣電戦隊キョウリュウジャー

 ロボット開発者ののっさんの親友と、彼を利用しようとするドゴルドの陰謀。親友役を演じるのは仮面ライダー響鬼のイブキさんを演じた渋江譲二さん。ほとんど怒ったところを見せたことのないイブキさんに対し、今回はドゴルドにそそのかされて評価されない怒りを利用される対象的な役どころ。

 ウッチーを奪還されてからのドゴルドは、相手をおちょくるような言動を見せるようになりましたね。ウッチーを取り込んでいたころには見られませんでしたが、これがドゴルド本来の人格なのでしょうか。のっさんの親友を利用した真の目的は、彼が開発していたロボットを自分の中身に使うため。単細胞なように見えてなかなか柔軟な発想ができますね。ただ、機械の体ではメンテナンスが問題になりそうですし、そもそも戦闘用に作られていないロボットを使ってもつのかという疑問がありますが。ロボットを取り込んだ後、背中から伸びている電源コードが気になって仕方ありませんでした。が、結局改心したのっさんの親友に手によって妨害され、油が切れたような動きになってキョウリュウジャーに笑われる羽目に。あれはドゴルドじゃなくても腹立たしいですね。

 どうやら今回の作戦は完全にドゴルドの独断によるものだったようですが、カオスからのお咎めは特になし。カオスの旦那、ラッキューロ以外の幹部に甘くないですか? それにひきかえラッキューロは、カンブリ魔の武器を強化したり、ロボットの起動のための電力を集めたりと今回も大活躍。ちょっとはほめてやってくださいよ・・・。