BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 〜闇を照らす者〜 第22話感想

 燕邦の死を皮切りに、急速に流牙たちの方へと傾く趨勢。SG1の協力が得られるようになったのは心強いですが、第1話で派手に暴れた流牙を符礼法師がたしなめたように、魔戒騎士が堂々とその存在を晒してよいものかどうか。猛竜は他の作品だったら死亡フラグ一直線ですが、牙狼のレギュラー魔戒騎士は生存率100%ですからね・・・。

 封印が解けかかっているゼドムを鎮めに向かうため、莉杏と波奏に術をかけてもらう符礼法師。平家の怨霊から逃れるために和尚さんに全身にお経を書いてもらう芳一をなぜか連想しましたが。そこへリベラが乱入、さらに三騎士が乱入。そのさなか、猛竜は失った右手に符礼法師の用意してくれたソウルメタル製の義手を装着。盾のような形状に変化したり、まるでライダーマンです。三騎士のコンビネーションにより、執念深さを見せてきたリベラもついに年貢の納め時となりました。

 いよいよゼドムの封印が解けそうな危機的状況。ゼドムの封印が解けることはボルシティが滅びること、そして波奏がホラーとなってしまうことを意味するというダブルパンチ。しかし滔星はどこまでいっても腹が立ちますねぇ。尊士を連れて行かれた後無言でダッシュで逃げるチキンぶりは、もはや清々しい域に達してます。

 残る魔導ホラーは尊士ただ一人。次回のタイトルから察するに、ついに牙狼の鎧に黄金の輝きが戻るのでしょうか。